電話で聞いた条件を文字で残す:メール・LINEでの確認と通話メモ
公開日 2026-10-26・更新日 2026-10-27
派遣会社の担当者とのやりとりは、電話が多くなりがちです。電話はその場で聞き返せて早い一方、あとから「言った・言わない」になりやすいという弱点があります。電話で話すこと自体は普通のことです。大事な条件だけを文字で残しておくと、あとで確かめやすくなります。
なぜ文字で残すのか
- 自分の聞き違いに、早めに気づける
- 赴任してから説明と違うと感じたときに、何を説明されたかを示せる
- 候補の仕事を並べて比べられる
- 家族に説明するときに見せられる
文字でもらう頼み方
電話の最後に、次のように頼んでみましょう。
確認のため、今お話しいただいた条件をメールかLINEで送っていただけますか。
理由を添えると、頼みやすくなります。
- 「聞き違いがないようにしたいので」
- 「準備と予算を考えたいので」
- 「家族にも見せて相談したいので」
自分でまとめて送る方法
相手から送ってもらうのが難しいときは、自分でまとめて送り、確認してもらう方法があります。
本日お電話で伺った内容をまとめました。違っているところがあれば教えてください。
このあとに、聞いた条件を箇条書きで並べます。返事がなくても、何を聞いたと理解していたかの記録が残ります。
雇い主が書面で示すこと
雇い主は、労働契約を結ぶときに、次のような労働条件を書面で示すことになっています。働く人が希望すれば、メールなどで受け取ることもできます。
- 契約の期間と、期間を決めた契約を更新する場合の基準
- 働く場所と仕事の内容(2024年4月から、その変更の範囲も)
- 始業と終業の時刻、所定の時間を超える仕事の有無、休憩、休日、休暇
- 賃金の決め方・計算と支払いの方法、締め切りと支払いの時期
- 退職に関すること
派遣で働くときは、派遣会社が前もって就業の条件を示すことになっています。これらの書面がいつもらえるかは、担当者に聞いておきましょう。電話の説明と書面の中身が違っていたら、決める前に聞き直します。
通話メモに書く項目
電話のあとは、忘れないうちにすぐ書きます。次の項目を残しておくと、あとで役に立ちます。
- 日時
- 相手の名前(会社名と担当者名)
- どちらから電話したか
- 話した施設・職種・期間
- 聞いたことと、その答え(勤務・休憩・休日・寮・食事・通信・交通費・業務)
- 「わからない」「確認して折り返す」と言われたことと、折り返しの約束の日
- 時間・日数・金額などの数字は、言われたまま
残し方のこつ
- 電話の直後に書く。時間がたつほど、自分に都合よく覚え違いやすくなります
- 1か所にまとめる。日付ごとにノートやスマホのメモに書き、あちこちに散らさない
- LINEのやりとりは消さない。機種変更に備えて、トークの履歴を残す方法を確かめておく
- 大事な画面はスクリーンショットも残す
- 書類・文面・自分のメモを分けておく。あとで伝えるときに、どれが根拠かを示しやすくなります
残した記録の使い方
赴任してから説明と違うと感じたら、残した記録をもとに、何がどう違うかを担当者に伝えます。手順は関連するページの「来てみたら求人や説明と違う」で説明しています。
このサイトに口コミを投稿するときも、説明と違った点の根拠を「書類」「文面回答」「本人メモ」「記憶」から選べます。メニューの「派遣会社」から会社のページを開くと、過去に連絡した人が残した、希望した回答手段と実際の回答(電話のみ・文字あり など)が見られます。
この記事で確かめた資料(確認日 2026-10-26)
- 労働基準法施行規則(e-Gov 法令検索)(外部サイト)(新しいタブで開きます):第5条(書面で示す事項と、メールなどで示す場合)
- 労働者派遣法(e-Gov 法令検索)(外部サイト)(新しいタブで開きます):第34条(就業条件等の明示)
- 厚生労働省「2024年4月から労働条件明示のルールが変わります」(外部サイト)(新しいタブで開きます)